bitFlyer(ビットフライヤー)は2020年1月から4月までの月間出来高で、ビットコインの取引量が国内No.1 になった国内最大級の仮想通貨(暗号資産)取引所になります。
また、ビットコインでAmazonギフトを購入できたり、逆にビットフライヤー経由でさまざまなサービスを利用するとビットコインがもらえたりと、他の取引所にない独自のサービスがあります。
その様なbitFlyer(ビットフライヤー)の評判やメリット・デメリットから取引手数料、入出金手数料、口座開設手順までを徹底的にまとめてみました。
bitFlyer(ビットフライヤー)とは
bitFlyer(ビットフライヤー)とは2014年1月19日に設立した取引所で日本で最初に設立された仮想通貨取引所です。
また、仮想通貨交換業者の登録(近畿財務局 第00003号)を受けており、国から正式に認められた仮想通貨取引所でもあります。
日本の取引所では最高のセキュリティーシステムで、二段階認証ログインはもちろんの事、最高強度の DigiCert 次世代暗号、及び完全マルチシグにも対応。入出金は人的確認を実施してコールドウォレットでコインを保管管理をおこなってます。
また、2種類の損害保険にも加入していますので、万が一、仮想通貨がハッキングされても保障されますので安心して取引できます。
取扱い仮想通貨(コイン)
bitFlyer(ビットフライヤー)の取扱い仮想通貨(コイン)は12種類です。











ベーシックアテンショントークン(BAT)
bitFlyer(ビットフライヤー)の特徴/メリット
世界最高峰のセキュリティ
bitFlyer(ビットフライヤー)のセキュリティは「システム」「運用」の二つの項目で管理、運営を行ってます。
2月初旬に金融庁が仮想通貨交換業者登録事業社(全16社)に対して、システムの安全対策や顧客資産の管理状況などの立ち入り調査を実施した結果、問題がございませんでした。
セキュリティ面ではしっかり構築されている様なので安心できる取引所ですね。
代表的なセキュリティを一部以下、紹介していきます。
金融機関で採用されている以上の最高強度の暗号化技術の導入によるセキュリティの確保
- SSL 通信は金融機関よりも強度の高い暗号化技術で全てのデータ通信を暗号化して使用
- 世界最高の認証局の一つであるDigiCert(デジサート)の SSL サーバー証明書を採用
- DigiCert の SSL サーバー証明書の中でも最高強度の EV を採用
- 金融機関のインターネットバンキングの暗号化で採用されている SHA1よりも、セキュリティがはるかに強度なSHA-2(SHA-256)を採用
- bitFlyer(ビットフライヤー)の社内システムの通信にも SSL を使用
- FW(ファイア・ウォール)による以下3点の対策で社内環境の防御
-パケットのフィルタリング機能
-アドレス変換機能(NAT)
-遠隔操作、監視機能 - WAF(ウェブ・アプリケーション・ファイアウォール)による不正アクセスの常時監視や負荷分散
-HTTP 通信を検出パターンに基づいた検査の実施と処理の実行
-WAF のログを記録 - DNS サーバー IP Anycast の導入によるネットワークの負荷分散
複数のサーバーや複数の拠点にリクエストを分散させることでDoS 攻撃や DDoS 攻撃(分散 DoS 攻撃)によるサーバーDOWNを防ぎます。
パスワードの強度チェックとアカウントロック機能
以下、3点のパスワード制限を設定することで、ブルートフォースアタックや、辞書攻撃など防ぎます。
- パスワードは 9 文字以上、100 文字以下
- よく使われる文字列「1234、asdf、1980」などは 1 文字としてカウント
- アルファベット小文字/大文字・数字・記号のうち最低 2 種類の使用
仮にブルートフォースアタック等の攻撃を受けたとしても、対策として一定回数以上正しくないパスワードが入力された場合、アカウントロックがかかります。
携帯電話・デバイスによる 2 段階認証
SMS、メールアドレス、またはGoogle認証アプリによる 2 段階認証機能を設定できます。IDのみ入手して、ブルートフォースや辞書攻撃をされても、認証コードを追加することでログインの突破の難易度あげて、セキュリティを強化しています。
ログイン履歴の管理や自動タイムアウト
bitFlyer(ビットフライヤー)のログイン毎に、登録メールアドレスへアカウント凍結リンク付ログイン確認メールが送付され、なにかあった場合に即座にアカウント凍結ができる仕組みです。そして、ログイン後に過去のログイン履歴や IP アドレス・日時も確認できます。また、ログイン後、一定時間操作が無かった場合には自動的にログアウトします。
マルチ・シグネチャ、コールドウォレット管理
マルチ・シグネチャーに対応している場合、ビットコインを送付するために複数の署名が必要です。プライベートキーが一つ漏洩しても、他のキーが漏洩してなければ、送金ができない為、高いセキュリティを確保できます。
また、コールドウォレットとはインターネット等、ネットワークから隔離された保管方法の事を言います。Bit Flyer(ビットフライヤー)の資産の80%以上がコールドウォレットで管理されており、多数の物理セキュリティロックと24 時間監視システム等、強固なセキュリティで守られます。
取引所初の2種類の損害保険に加入
bitFlyer(ビットフライヤー)の国内の取引所の中で唯一、損害保険に加入している仮想通貨取引所で100万円以上の預かり資産で500万まで補償や、仮想通貨の盗難についても補償される内容になってます。
保障内容
①二段階認証の登録済みユーザーのメールアドレス・パスワード等の盗取にる不正な日本円出金が起きた場合の補償
不正な日本円出金が発生した時点 | 補償*1 上限金額 |
---|---|
預かり資産の合計が円換算 *2 にて 100 万円を超える二段階認証登録ユーザー | 500万円 |
上記以外の二段階認証登録ユーザー | 10万円 |
*1 補償上限金額
補填は 1 ユーザーにつき 1 事故まで。
1 回の不正な日本円出金を 1 事故とみなします。
*2円換算
円換算レートは、不正な日本円出金が行われた日を取引日とする当社仮想通貨販売所終値(日本時間 24:00 時点の仲値)を換算レートとします。
※保障期間は2017年6 月1日 0:00~2018年6月1日16:00までです。
②Bit Flyer(ビットフライヤー)へのサイバー攻撃等によって発生したビットコインの盗難、消失等に関わる補償
上記の補償のほか、事故対応に必要となる各種対策費用(見舞金費用・コンサルティング費用・原因調査費用・被害拡大防止費用など)まで補償
どこまでの金額を補償してくれるのかは記載がございませんが、おそらく全額補償してもらえるのではないでしょうか。
サービス利用でビットコインが無料もらえる
他の取引所にはないbitFlyer(ビットフライヤー)ならではの独自のサービスとなります。
以下の通り、サービスを利用することで無料でビットコインをGETするできます。
例えば、bitFlyer(ビットフライヤー)経由で楽天でお買い物をすると、楽天で購入した金額の0.6%分のビットコインをもらうことが出来ます。
仮に10万円分の液晶テレビを購入すれば、600円分のビットコインがもらえます。
商品購入以外にも、資料請求やクレジットカードの発券などでもビットコインがもらえます。
マイナーな仮想通貨も購入可能
bitFlyer(ビットフライヤー)はビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などのメジャーな仮想通貨から、モナコイン(MONA)、最近、上場したリスク(LSK)などマイナー通貨の取扱があり、日本の取引所の中ではCoin Cheak(コインチェック)についで2番めに仮想通貨の取扱いが多い取引所です。
ビットコインが実際のお店で使える
bitFlyer(ビットフライヤー)のアプリ内にある「bitFlyer ウォレット」を利用すれば、ビットコインで商品を購入できます。
ビットコインが使えるお店
- ビックカメラ(家電量販店)※
- コジマデンキ(家電量販店)※
- ソフマップ(家電量販店)※
- ヤマダデンンキ(家電量販店)
- IDOM(中古車買取/販売)
- ぐるなび(飲食予約サイト)
- H.I.S(旅行代理店)
※1会計10万円のビットコインまで
取引手数料
手数料は販売所・現物取引・Lightning現物・Lightning FX(ビットコイン FX)取引の4に分かれてますので、それぞの手数料は以下ご確認ください。
販売所手数料
bitFlyer(ビットフライヤー)の販売手数料は全て無料となってます。
販売所 | 手数料 |
---|---|
ビットコイン(BTC)/円(JPY) | 無料 |
イーサリアム(ETH)/円(JPY) | |
イーサクラシック(ETC)/円(JPY) | |
ライトコイン(LTC)/円(JPY) | |
ビットコインキャッシュ(BCH)/円(JPY) | |
モナコイン(MONA)/円(JPY) | |
リスク(LSK)/円(JPY) |
現物取引所手数料*1
Bit Flyer(ビットフライヤー)の現物取引はビットコイン(BTC)/円(JPY)のみです。
ビットコイン(BTC)/円(JPY) 直近 30 日の取引量?*2 |
手数料 |
---|---|
10万円未満 | 0.15% |
10万円~ 20万円未満 | 0.14% |
20万円~ 50万円未満 | 0.13% |
50万円~ 100万円未満 | 0.12% |
100万円~ 200万円未満 | 0.11% |
200万円~ 500万円未満 | 0.10% |
500万円~ 1,000万円未満 | 0.09% |
1,000 万円~ 2,000万円未満 | 0.07% |
2,000 万円~ 5,000万円未満 | 0.05% |
5,000 万円~ 1億円未満 | 0.03% |
1億円~ 5億円未満 | 0.02% |
5 億円以上 | 0.01% |
*1?取引手数料は 0時00分~0時10分に日次で更新
*2?取引量の集計対象は、ビットコイン販売所・取引所、Lightning現物、Lightning FX、Lightning Futures です。
Lightning 現物手数料*1
bitFlyer(ビットフライヤー)の現物取引はビットコイン(BTC)/円(JPY)、イーサリアム(EHT)/ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)/ビットコイン(BTC)の3種類です。
ビットコイン(BTC)/円(JPY) 直近 30 日の取引量?*2 |
手数料 |
---|---|
10万円未満 | 0.15% |
10万円~20万円未満 | 0.14% |
20万円~50万円未満 | 0.13% |
50万円~ 100万円未満 | 0.12% |
100万円~ 200万円未満 | 0.11% |
200万円~ 500万円未満 | 0.10% |
500万円~ 1,000万円未満 | 0.09% |
1,000万円~ 2,000万円未満 | 0.07% |
2,000万円~ 5,000万円未満 | 0.05% |
5,000万円~ 1億円未満 | 0.03% |
1億円~ 5億円未満 | 0.02% |
5億円以上 | 0.01% |
上記以外のLightning 現物 | 手数料 |
イーサリアム(ETH)/ビットコイン(BTC) | 0.20% |
ビットコインキャッシュ(BCH)/ビットコイン(BTC) | 0.20% |
*1 取引手数料は 0時00分~0時10分に日次で更新
*2 取引量の集計対象は、ビットコイン販売所・取引所、Lightning現物、Lightning FX、Lightning Futures です。
Lightning FX手数料
Lightning FX手数料はビットコイン(BTC)/円(JYP)のみとなってます。
Lightning FX/Futures | 手数料 |
---|---|
ビットコイン(BTC)/円(JPY) | 無料 |
※Lightning FX(ビットコイン FX)はポジションを持ったまま翌営業日になると、スワップ手数料(売買両方):0.04%/日が発生します。
bitFlyer(ビットフライヤー)のデメリット
販売所のスプレットが広い
販売手数料は無料ですが、売りと買いの幅(スプレッド)が広い為、結果的に多くの手数料を支払っているのと変わらない状況です。
ビットコイン販売所
売買の価格差
売買 | ビットコイン/円 | 差額 |
---|---|---|
購入価格 | 833,270円 | -19,495円 (2.39%) |
売却価格 | 813,775円 |
購入価格-売却価格の差は 19,495円となるので手数料換算すると約2.39%になりす。
一方、販売所でのビットコイン(BTC)の手数料は0.15%~0.01%になるので、ビットコインは取引所で購入したほうが、約16倍~239倍ほどお得です。
※2018年3月18日時点のスプレットです。
取引所形式で購入できる仮想通貨はビットコインのみ
bitFryer(ビットフライヤー)の仮想通貨の取り扱いは12種類ですが、これは販売所形式に限ります。取引所形式の場合はビットコインの1種類のみの取り扱いとなります。
アルトコインを購入する場合、販売所だと割高なので、アルトコインを購入する場合は以下、他の仮想通貨(暗号資産)取引所で購入することをおすすめします。
取引所形式で購入できるアルトコイン
取引所 | 取引所形式で購入できる仮想通貨 |
---|---|
ビットフライヤー | ![]() |
ザイフ | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ビットバンク | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
DMMビットコイン | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ビットトレード | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ビットポイント | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
コインエクスチェンジ | ![]() ![]() ![]() ![]() |
取引所での仮想通貨の取扱が多いところは、ビットバンクと、ビットトレードが6種類です。ザイフは仮想通貨の取扱は5種類ですが、トークンを含めると15種類の取扱です。
セキュリティー面を考えれば、ビットコインの取引はbitFlyer(ビットフライヤー)で、アルトコインは他の取引所で並行して取引をしたほうが良さそうですね。
bitFlyer(ビットフライヤー)の口コミ
ビットフライヤーを本格的に使い始めます。手始めに5千万入れたら届いたのでBTCを買いました。このまま下がるごとに買い増すかな。なんとなく気づいてたかもですがBTCは120万ぐらいでいったんすべて抜いてました。XRP他ガチホは元々そのままですがこれから動き出しますーhttps://t.co/VUQuLzVBKu
— 与沢 翼(TSUBASA YOZAWA) (@tsubasa_yozawa) March 16, 2018
https://twitter.com/hiro1983y/status/974777908194525184
https://twitter.com/iRYNMEQ4PgcHRei/status/971628115335069697
ちとコインチェックが心配なんでビットフライヤーの方も登録した pic.twitter.com/xaxjsSl5fW
— ANA@さばく (@IntelInside_ANA) March 18, 2018
lightningのサーバーを最強にしてください。
他の取引所にできることはビットフライヤーにもできます
— 2KID (@2KID_FX) March 18, 2018
https://twitter.com/net73851647/status/971678996613115904
https://twitter.com/TomoHappyRich/status/973509168811266049
まとめ
bitFlyer(ビットフライヤー)は日本で最初に設立された仮想通貨取引所です。
取扱仮想通貨も7種類と多いながら金融庁の立入検査で問題がなかった点では、他の取引所よりも優れたセキュリティを構築されているのではないでしょうか。
また、日本初の2種類の損害保険会社と契約をしていますので、万が一何かあっても資産が補償されるので安心して取引のできる取引所だと言えます。
ただ、残念なところでは取引所での取扱仮想通貨がビットコインのみで、アルトコインは販売所での取扱となってます。
販売所では手数料無料ですが、スプレットが広い為、手数料換算すると非常に高い手い手数料を支払っている同様なので、非常に残念な点ではございます。
ビットコインの購入を検討するのであれば、Bit Flyer(ビットフライヤー)はおすすめできる取引所なので是非、検討してみてください。
会社概要
運営会社 | 株式会社bitFlyer |
---|---|
英文表示 | |
仮想通貨交換業者 | 関東財務局長 第00003号 |
貸金業者登録番号 | - |
代表者 | 代表取締役 三根 公博 |
本店所在地 | 〒107-6208 東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー 8F |
設立日 | 2014年1月9日 |
資本金 | 41億238万円(資本準備金含む) |
主要株主 | 株式会社 bitFlyer Holdings |
加入協会 | ・一般社団法人 日本暗号資産取引業協会 ・認定資金決済事業者協会所属 ・認定金融商品取引業協会所属 |