QUOREA(クオレア)という自動売買ツールのサービスがあり、仮想通貨、株、FXの3つサービスの自動売買が可能です。
自動売買できる仮想通貨ではビットコイン(BTC)のみとなりますが、今後は連携の取引所で取扱っている仮想通貨も対応している予定となってます。
また、株とFXも並行して自動売買できるサービスは他の自動売買ツールにはない特徴にもなってます。
その様なQUOREA(クオレア)の評判や口コミ、メリット・デメリットを徹底的にまとめてみました。
目次
QUOREA(クオレア) とは
「QUOREA(クオリア)」とはQuality Of Revenue Associate の頭文字で高品質の利益を共有すること目指し、金融機関を仲介せず、誰でもより良い投資を可能にするプラットフォームのツールです。
このQUOREA(クオリア)を運営しているのは2017年10月19日に設立した株式会社efit(エフィット)という会社です。
主に投資初心者と上級者それぞれの課題を解決することができます。
初心者:簡単なアンケートを回答するだけで自動売買ボット運用することが可能
上級者:高度な数理モデル組み込んだクオンツ運用や、自動売買のアルゴリズムのプログラムを無料で作成可能
自動売買できる仮想通貨取引所
自動売買できる仮想通貨取引所は現状2つとなります
- Liquid (リキッド)
- BitFlyer(ビットフライヤー)
QUOREA(クオレア) はAPIが安定している Liquid(リキッド)を推奨してます。
QUOREA(クオレア)の特徴やメリット
様々な自動売買投資botを選択できる
QUOREA(クオレア)内に登録されている投資bot 『QUOREA(クオレア)が作成したbotから、他のユーザーが作成したbotまで』が数十種類登録されます。
このさまざまなbotの実際の投資実績(利益率・将来のリターン予測)などがわかるので、効率のよりbotを選ぶことができます。
また、ボットを複数設定して運用することができます。複数ボット機能は他の自動売買ツールにはない唯一の機能です。
投資botをフォローするだけ投資情報が手に入る
投資botは自動売買の設定として選択すること以外に投資botをフォローすることで、適切な売買のタイミングを知ることができます。
具体的には投資botが、現在のタイミングで「買い」・「売り」の告知を知らせてそれを参考に手動で取引を行うことも可能です。
成果報酬型の料金が選べる
自動売買ツールは固定の料金であったり、取引高での料金体系となっている場合がほとんどです。
QUOREA(クオレア)は利益額に対して支払う成果報酬型があるため、利益がまったく出なかった場合は0円となります。
QUOREA(クオレア)の料金体系
QUOREA(クオレア)の料金は自動売買を利用した場合のみで、初期費用は無料、登録のみの場合は費用は一切かかりません。
取引ごとに費用が発生
月間トータル取引高 | 手数料 |
---|---|
0円(取引なし) | 0円(無料) |
1円~1,000万円 | Xの0.05%(※) |
1,000万円超~3,000万円 | 5,000円+(X-1,000万円)の0.04% |
3,000万円超~5,000万円 | 13,000円+(X-3,000万円)の0.03% |
5,000万円超~1億円 | 19,000円+(X-5,000万円)の0.02% |
1億円超~3億円 | 29,000円+(X-1億円)の0.01% |
3億円超~10億円 | 49,000円+(X-10億円)の0.005% |
10億円超~30億円 | 84,000円+(X-30億円)の0.003% |
30億円超~ | 144,000円 |
Xは取引高とします。
※50円未満の場合は50円となります。
取引量が多くなればなるほど、手数料は0.05%~0.0003%と小さくなっていきます。
タイプごとの利用料金の例
どちらのタイプにした方がお得なのか、例を参考にしてみてください。
利用料金 例1
- 9/5に1回の取引あたり10万円で自動売買開始
- 9/30までに30往復(60回)の取引を行い、+1万円の月間収支
上記の場合のQUOREA(クオリア)利用料は以下の通り
費用 | 内訳 |
---|---|
3,000円 | 月間取引高600万円の0.05%) |
利用料金 例2
- 10/5に1回の取引あたり10万円、レバレッジ10倍で自動売買開始
- 9/30までに30往復(60回)の取引を行い、+10万円の月間収支
- 上記の場合のQUOREA(クオリア)利用料は以下の通り
費用 | 内訳 |
---|---|
21,000円 | (19000円+(取引高6000万円-5000万円)の0.02%) |
他の仮想通貨自動売買サービスとの比較
QUOREA(クオレア)と同じ様に仮想通貨の自動売買ツールがあるので、コスト、利用しやすさなど比較してみました。
COIN FX365
COIN FX365はサービスを終了しました。
COIN FX365は 仮想通貨FXの自動売買ツールです。
取引のできる仮想通貨はビットコイン(BTC)のみですが、FXでレバレッジを効かせで自動売買できるのが特徴です。
初期費用 | 無料 |
---|---|
月額 | 9,800円/月※初月無料キャンペーン中 |
対応仮想通貨 | ビットコイン(BTC) |
対応取引所 | BitFlyer のみ |
取引高は関係なく月額9,800円でビットコインFXを自動売買できるのは非常に魅力的です。
また、ロジックも6種類から選ぶことができ、さらにロジックをカスタマイズすることも可能です。
現在、初月無料キャンペーンを実施中で初月内で解約すればキャンセル料も発生せず、無料で試すことができます。
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Cointrader(コイントレーダー)
Cointrader(コイントレーダー)は 仮想通貨の自動売買ツールです。
日本を始め海外の取引所も対応してます。自動売買できる仮想通貨は120種類以上となり、さまざまな通貨の自動売買ができます。
初期費用 | 無料 |
---|---|
月額 | 2,900円~/月 |
対応仮想通貨 | ビットコイン(BTC)はじめ120種類の仮想通貨の取扱い |
対応取引所 | bitbank/BitFlyer / zaif/ Bainace / Bitfinex |
利用料金ですが、月額2,900円のミニプランから、34,800円のプラチナプランまでございます。
金額の違いは月の運用金額の上限となり、ミニなら運用金額300,000円が上限で、プラチナは運用金額に上限はございません。
推奨の取引所はBitflyer で Zaif はBOTのエラーが起きやすいので推奨していないようです。
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bittrade24(ビットトレード24)
bittrade24(ビットトレード24)はアービトラージの自動売買ツールです。
自動売買は『現物取引』でFXのようなレバレッジかけた取引をしない為、サーキットブレク※が起きるリクスがないのが特徴です。
アービトラージは取引所間の価格差を狙ったなので複数の取引所の口座を開設をしなければなりません。現在は3取引所で対応しているようです。
初期費用 | 無料 |
---|---|
年間 | 240,000円(買い切り) |
対応仮想通貨 | BTC/JPY(1種類) |
対応取引所 | BitFlyer/Coincheck/Liquid |
月に換算すると20,000円ですが、年間契約のなので最低費用は初期費用込みで26万円が必要となります。
2018年5月31日以前はBitBank(ビットバンク)にも対応してましたが、API使用変更で資産の増減の取得ができなくなった為です。
Coincheck は現在新規の入会ができない為、これから始める場合は2取引所間のアービトラージなので、メリットが薄いように感じます。
※サーキットブレイクとは、急激な価格変動が起きた場合に一時的に取引中断を実行される措置のこと。実行されると売買できなくなるため、ロスカットの危険性を伴います。
COINIGY
COINIGYは複数の取引所の一括管理ツールとなります。
取引所は国内・海外合わせて40取引所の取扱いで、日本はBitFlyer(ビットフライヤー)とCoinChaeck(コインチェック)の2取引所が利用可能となってます。
上記の取引所に対して、対応できる機能の一覧です。
項目 | 翻訳(意味) |
---|---|
Charting | 各取扱い仮想通貨通貨の価格および、チャート表示に対応 |
Balance | 各取引所の預け入れ資産をCoinigyでの表示に対応 |
Trading | 各取引所の取扱い通貨のトレードの対応 |
日本の取引所の BitFlyer(ビットフライヤー)では価格・チャート表示のみの対応で、資産の表示と売買はできないです。
利用は無料ですが、オプション(有料)でアービトラージの機能(ArbMatrix)を追加することができます。
初回30日間は無料。月あたり21.95UDSで年間契約だと18.67USD/月となります。
ただ、あくまでも一括管理の為、自動売買できなツールです。
QUOREA(クオレア)のデメリット
ビットコイン(BTC)の取扱いのみ
自動売買はビットコイン(BTC)の1種類のみとなります。今後は仮想通貨の取扱いを増やす予定みたいですが、時期は未定となってます。
また、対応の取引所は以下、2つの取引所のみとなります。
- Liquid(リキッド)
- BitFlyer(ビットフライヤー)
アルトコインの取扱いの多い取引所として、Bitbank(ビットバンク)を増やして欲しいです。やはり単価の低い仮想通貨の方が率の変動が大きいので利益を狙いやすいと思います。
※Bitbank(ビットバンク)は2019年1月4日まで手数料が無料です。
利益の保障はできない
投資関しては全てに言えることですが、QUOREA(クオレア) に関しても利益は保障はできません。
システムに不具合が起きて止まる可能性や、外部からのDDosなどの攻撃を受けてサーバーDOWNの恐れもあります。ビットコイン(BTC)の保有中に停止してしまうと予想外の損出を受ける可能性もございます。
不正アクセスされる可能性がある
QUOREA(クオレア)はAPIを利用して自動売買を行ってます。
APIの設定では送金NGとなってますので、QUOREA(クオレア) がハッキングされても、不正送金させることはできません。
しかし、QUOREA(クオレア)をハッキングして利用者を割り出して、その利用者のPCもハッキングしてビットフライヤーのID、SPASSを盗まれてしまうと、ビットコイン(BTC)を持ち出されてしまう可能性があります。
また、通常のID/PASSSの設定のみで、2段階認証設定はないので、早く対応してもらいたいですね。
注文誤差が起きる可能性がある
連携のしている仮想通貨取引所のサーバーが一時的に不通になっているなど場合、QUOREA(クオレア)で売買指示をしていて、理論上は約定しているが実際は約定しないなどといった注文誤差が発生する可能性がございます。
実際の自動売買が想定通りに実行されない場合は以下の対策を行い可能な限り誤差を最小限に抑える努力はしますが、結果的に機械損出が発生する可能性があります。
エントリ(購入)指示が通らなかった場合
⇒規定時間内はリトライを実行します。予定の注文時間を規定時間以上オーバーした場合は注文をキャンセルします。
イグジット(売却)指示が通らなかった場合
⇒約定価格を理論上の値に近づけられるように約定するまで最大限努力しリトライします。
QUOREA(クオレア)の売買実績
実際に2017年11月27日に始めて2日日間の収益は以下の通りでした。
50,000円からのスタートで、1,698円のプラスとなりました。コストはたったの147円で、差し引いても利益率は3%ほど儲かってます。
QUOREA(クオレア)の口コミ
QUOREA(クオレア) の口コミは実際の自動売買の結果を公表するユーザーが多いですね。
このロボットで自動売買するときは、慎重になってください。
私は、バックテストの結果が良い時に、クオレアのコメントで、とてもおすすめとあったので、自動売買設定していました。
でも、あまりに損失が酷いので、今確認したら、評価が下がっていました。 pic.twitter.com/l6wQzQfd92— IT支援貢献したい思いを貫く幸せ探求者 (@masaru21) December 19, 2018
クオレアを始めて3日くらいだが、元本19,000円でもう1,600円以上利益を出してる。
なかなか優秀なサービスだわ。
みんなも使ってみてほしい#クオレア #quorea pic.twitter.com/2ajZSv01d9— 経理マン@投資家 (@cryptoriman) July 26, 2018
まとめ
QUOREA(クオレア)は仮想通貨からFX・株まで自動売買できることのできるツールとなります。
しかも、他人が作った自動売買のボットを利用したり、自分でも自動売買のbodを作ることもできます。
通常、仮想通貨の売買(トレード)をデイトレなど、する場合、常にチャート見る必要がありますが、自動売買ツールなら一定のロジックを元にシステムが売買を行うので、寝ている間や、仕事中でも自動で売買を行うので、手間もかからず、設定も非常に簡単です。しかも、アプリも提供されているので、ちょっとした時間に損益の確認もできるので非常に便利ですね。
また、コストは成果報酬型と取引高型の2パターンを選ぶことができます。低コスで始める場合は成果報酬型から始めて、費用が増えてきた段階で取引型に切り替えれば、より低コストで始めることができるのもQUOREA(クオレア)のメリットの一つです。
すこし残念なのは、自動売買できる仮想通貨がビットコイ(BTC)のみになってしまうことです。単価の低いリップル(XRP)などのアルトコインで取引ができるとより利益を狙うことができるので、手数料が現在無料中のBitbank(ビットバンク)などが連携できると、手段の間口が広がると考えます。
ただ、仮想通貨の自動売買であっても、損失が発生する可能性があるので注意が必要です。投資はあくまでも、生活に支障ない範囲のお金で運用しましょう。
会社概要
運営会社 | 株式会社 efit |
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役員 | CEO 宮原勝利 CTO 飛田剛 CCO 伊吹大吾 |
本店所在地 | 〒150-0041 東京都渋谷区神南1丁目20−7 川原ビル6F |
設立日 | 2017年10月19日 |
事業内容 | 事業内容 高機能投資ロボット作成ツールの提供 情報通信業 |
HP | https://efit.co.jp/ |