楽天ビットコインが誕生!?
みんなのビットコインは2018年8月31日(金)にトレイダーズインベストメントから2億6千万円で買収する発表あり、2018年10月1日(月)から楽天カードの100%子会社で楽天グループ入りしました。
そして、2019年3月1日にみんなのビットコイン株式会社から、楽天ウォレット株式会社へ商号変更し、2019年4月より、新しいサービスとして展開する予定です。
今後の予測として、仮想通貨取引所の交換業者の登録の申請が承認される見込みとなったら、サービス名をみんなのビットコインから、楽天ビットコインに変更するのではないでしょうか。
その様な、みんなのビットコインの評判や口コミ、メリット・デメリットを徹底的にまとめてみました。
目次
みんなのビットコインとは
みんなのビットコインとは2016年12月15日に設立された仮想通貨取引所で、トレイダーズインベストメント100%子会社でした。現在は楽天カードの子会社となってます。
仮想通貨交換業のみなし業者の為、正式な仮想通貨交換業者ではございません。
トレイダーズインベストメントはトレイダーズホールディングスの100%子会社で同じ子会社として、トレンダーズ証券があり、みんなのFXを展開するFX事業社です。
コインにェックの事件もあり、正式な仮想通貨交換事業者になるのが難しくなったことで、楽天カードに売却する要因となったのではないでしょうか。
一方、楽天も一部競合であるYahoo!が2018年の4月に仮想通貨に参入を発表し、ビットアルゴ東京に資本参加子会したこともあり、楽天も仮想通貨の参入を決めたが、0から立ち上げると時間がかかるのでタイミングよく、みんなのビットコインを買収したと想定できますね。
そして、2月12日の楽天の決算発表資料で、現在は楽天カードの子会社ですが、4月1日以降で新会社設立の楽天ペイメントの子会社になる様です。
楽天ペイメント株式会社の新設
楽天ペイメント株式会社への移動
※参考:楽天_2018年度通期及び第4四半期発表資料
年3月18日に楽天ペイメントが新楽天ペイアプリのリリースと、キャッシュレス決済の統合プラッフォームを目指すことを公表している。
楽天の特徴は決済事業を主軸の会社に取引所の取扱がある点だ。他の取引所は取引所の運営を主軸にしている状況なので、楽天は独自の仮想通貨(楽天ビットコイン?)を展開して楽天ポイントの相互利用であったり、エディ(EDY)と連携して仮想通貨から自動的に円変換してエディ(EDY)でリアルなお店でも決済できる仕組みを構築するのではと考えられます。
また、三木谷社長が、金融担当大臣宛に「暗号資産の新たな規制に関する要望」を 提出してます。(2018年12月21日公表)
大きくは以下の5つの提言だが、注目なのは「仮想通貨税制における、総合課税から(税率20%の)申告分離課税への変更」に関する内容です。株やFXでは分離課税なのに、仮想通貨(暗号資産)は雑費所得という点で、仮想通貨(暗号資産)取引の活性化にブレーキを掛けている状態となってしまいます。
- 投資型ICOについて
「第一項有価証券」となる対象の明確化 - 決済型ICOについて
発行体と交換業者の責任の明確化 - カストディ業務について
規制対象となる範囲の明確化 - デリバティブ取引について
第一種金商業による取り扱いの実現 - その他(税制について)
申告分離課税や損益通算等の適用
この様に楽天は日本の仮想通貨の仕組みを変えいく努力をしてます。
取扱い仮想通貨(コイン)
みんなのビットコインが取り扱っている仮想通貨は3種類です。



みんなのビットコインの特徴(メリット)
国内取引所業界最安の手数料
みんなのビットコインでは以下の4項目の手数料が無料ですので実質業界最安です。
- 仮想通貨現物取引手数料※1
- 仮想通貨入出金手数料
- 口座開設費用
- 口座維持手数料
※1 ビットコイン(BTC)/ 円(JPY)での現物取引のみ手数料が無料です。
世界最高レベルの取引ツールを提供
みんなのびっとコインが提供するBTトレーダーは他社に引けを取らず、圧倒するハイパフォーマンスです!
- 毎秒100万件の約定処理が可能
- 17種類のテクニカルを搭載した高機能チャート
- 入出金も対応可能なシンプルな設計
※楽天カードに買収される前のツールの為、今後はツールが大幅に変更になる可能性があります。
FXのレバレッジは最大25倍
現物取引に加えレバレッジ取引も可能で最大25倍まで効かせた取引が可能性で、以下3点のメリットがございます。
- レバレッジ取引は少額資金で大きな取引が可能
- ロスカット注文機能があるのでマイナスにならない様な管理体制
- さまざな注文方法が多く搭載
また、国内のと取引所で最大のレバレッジ25倍を取り扱っている取引所はみんなのビットコイン以外では2つしかございません。
取引手数料
口座維持手数料・口座開設費用は一切かからず、無料0円となります。
項目 | 手数料 | |
---|---|---|
取引手数料 | BTC/JPY | 0円(無料) |
BTC/JPY以外 | 0.25% | |
日本円 | 入金 | 0円 |
出金 | 500円 | |
仮想通貨 | 入金 | 無料 |
出金 | 無料 |
現物のみならずFX取引もビットコイン(BTC)なら、無料なのと、仮想通貨の送金手数料も無料なのは魅力的です。
みんなのビットコインのデメリット
仮想通貨取引所のみなし業者
みなし業者の為、正式に金融庁から認められた仮想通貨交換事業者ではございません。
現在みなし業者は、みんなのビットコインを入れて3社ほどになります。
取引所 | 株主 |
---|---|
みんなのビットコイン | 楽天カード |
coincheck(コインチェック) | マネックス証券 |
C0ban取引所(コバン取引所) | SBIホールディングス |
どれも、大手の資本が入っている取引所のみが残っている状況です。
みんなのビットコインの口コミ
楽天が買収した話から、商号変更による口コミが多いですね。
さすが‼️
国にもフットワークをもってほしい‼️【速報】日本の仮想通貨業界に「楽天ブランド」誕生|みんなのビットコインが商号を正式に変更 https://t.co/nkV5oRJ8GB @coin_postから
— びたー (@bittersend81) March 1, 2019
▼▼▼
●国際政府間機関FATFが35カ国に対して、仮想通貨取引所を
「商業銀行」と同様に規制すべきと勧告していく模様❗
(2019/6~予定)https://t.co/wCayqNIOXi
●楽天グループ、みんなのビットコイン
→楽天ウォレット株式会社に商号変更❗https://t.co/171Rh4cWkR
ㅤ pic.twitter.com/ajLJjvAdNg— 仮想通貨バブル攻略法 (@angotsuka358) March 1, 2019
https://twitter.com/Juri_ripple/status/1101495907210616832
最高!
【特別利益】みんなのビットコイン(MB)を楽天カードに譲渡。純資産額125百万円との差額44百万円を特益計上
【特別損失】別の子会社で資産計上していたMB向けの仮想通貨取引関連システムの開発費用125百万円につき、楽天カードが本件システムを引き継ぐ見込み無く、資産価値ゼロと判定され減損 https://t.co/zdWlXCVxhP— nots™ (@call_me_nots) October 15, 2018
楽天カードの子会社なのですねー。
楽天が仮想通貨交換所「みんなのビットコイン」の全株式を取得 ~みなし仮想通貨交換業者が楽天カードの子会社に - 仮想通貨 Watch https://t.co/9tCEFn01Yx @ccbc_watchより
— ほよよ (@uhohoiarale) October 2, 2018
みんなのビットコイン、予定通り10/1付で楽天カードに全株式を譲渡。
今後は、楽天グループの一員としてサービスを提供いく。https://t.co/ejiAUwNteu
— こより《仮想通貨で生きていく》 (@vc_koyori) October 1, 2018
なお、金融庁が審査中とする仮想通貨取引所(みなし事業者)3社は、大手上場企業の資本が入った、以下の企業を指すものと思われます。
・コインチェック(マネックスグループ)
・みんなのビットコイン(楽天グループ)
・LastRoots(SBIホールディングス)— CoinPost -仮想通貨情報サイト-【iOS版アプリリリース】 (@coin_post) September 12, 2018
仮想通貨再編、信用力勝負に 「みなし」3社、上場企業傘下入り:日経https://t.co/ixzn3IhSLd
コインチェック→マネックス
LastRoots→SBI
みんなのビットコイン→楽天信用力を得るために、みなし3社は上場企業の傘下にはいった pic.twitter.com/UDF9Uj9Slq
— 世界四季報 (@4ki4) September 6, 2018
月曜日は楽天祭り開催です( ´ ▽ ` )
多分w
楽天が仮想通貨交換業参入へ、みんなのビットコインを2億6500万円で買収 | TechCrunch Japan https://t.co/JZbNXOn9Y1 @jptechcrunchより
— にゃん7 (@7_nyan7) August 31, 2018
https://twitter.com/K9VYtRAoeFvdDKF/status/1035577475877588992
楽天によるみんなのビットコイン買収で、みなし仮想通貨交換業者の処理にメドが立った感じ(LastRootsは微妙ですが)。みなしの末路、まとめときます。誤りがあったらすみません
今後は9月にも日本仮想通貨交換業協会が自主規制団体として認可され自主規制ルール施行(レバ4倍…)へ向かうのかなと pic.twitter.com/rSHEQTjEuK
— 高城泰 (@takagifx) August 31, 2018
まとめ
みんなのビットコインはトレイダーズインベストメントが2016年12月15日に立ち上げた仮想通貨取引です。
その、みんなのビットコインを買収した、楽天ははゼロから仮想通貨取引所を立ち上げるより、
既に仮想通貨取引所を買収することで時短を図ったのではないでしょうか。
トレイダーズホールディングスはFXの事業運営も行っているのでシステムはしっかりしていると想定ができます。
あとは、いつ「みなし事業者」から仮想通貨交換事業者として金融庁から認可されるかどうかです。コインチェックの事件以降、
廃業するみなし業もいて現在のみなし業者は以下の3社のみとなります。
・coincheck(コインチェック)
・みんなのビットコイン
・c0ban取引所(コバン取引所)
また、これから仮想通貨交換事業社として申請する取引所もあります。
・cointap
・コイネージ
・ネクストコイン
ヤフーもビットアルゴ東京と業務提携してますし、大手のネット企業や証券会社が参入し始めていて、取引所は数社のみであとは淘汰されていくのはないでしょうか。
会社概要
運営会社 | 楽天ウオレット株式会社 |
---|---|
英文表示 | Rakuten Wallet, Inc. |
仮想通貨交換業者 | - |
貸金業者登録番号 | - |
代表者 | 代表取締役 山田 達也 |
本店所在地 | 〒158-0094 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 |
設立日 | 2016年12月15日 |
資本金 | 13億8千万円 |
主要株主 | 楽天カード株式会社 |
加入協会 | - |